こんにちは。
世界一わかりやすいサロン英会話の藤野です。
施術に入る前に「カウンセリング」を取り入れているサロンも多いのではないでしょうか。
より良いサービスを提供するためには、お客様のお悩みや希望をしっかり聞くことが大切ですよね。
その際カウンセリングシートを利用することがありますね。
先にお客様に必要な項目を記入いただき、それに沿ってカウンセリングを進めるというスタイルです。
私もやっています^^
このカウンセリングシートは、海外のお客様が来られた時にもとても役に立ちます。
あらかじめ確認したいことを記入してもらう形であれば、口頭でカウンセリングができなくても、最低限のことは確認することができます。
ただ、そもそも
「記入していただく時に、英語でなんと言えばいいかわからない!」
という方も多いかもしれませんね。
「カウンセリングシート」
「記入」
まず単語が思いつかない、ということはありませんか?
でもご安心ください^^
今日ご紹介するフレーズをそのまま覚えていただければ、もう困ることはありません。
早速フレーズを分解しながら、ひとつずつ見ていきましょう!
「〜してください」とお願いする時の英語表現
何かをお願いする時の英語と言えば、”please”が一番先に思いつくのではないでしょうか。
たしかに”please”は「〜してください」という時に使われます。
今回はちょっと差がつく表現として、”please”よりも丁寧な印象を与える、そしてより接客英会話にふさわしい表現をご紹介します。
と言っても難しいことはなく、中学校で習った表現ですので、読めば「あー!」と思うはずです^^
リラックスしてお読みくださいね。
Could you~?を使った丁寧な表現
丁寧に何かをお願いする時にピッタリなのが、こちらの”could you~?”を使った表現です。
日本語の「〜していただけますか?」に近いニュアンスですね。
似た表現で“can you~?”がありますが、こちらよりさらに丁寧な印象です。
“could you~?“が接客などフォーマルな場面で使われるのに対し、”can you~?”は友達など親しい間柄に使えるややカジュアルな表現と言えます。
「記入する」の英語表現
次に「記入する」という表現ですが、こちらは2つのパターンがあります。
fill in フィル イン
fill out フィル アウト
どちらも「記入する」という意味には変わらず、細かな区別がないとも言われていますが、ニュアンスが若干異なります。
混乱しない程度にさらーっと覚えていただければと思います。
Fill in
こちらは、「空欄を埋める・書き込む」というイメージです。
例えば、住所、名前、電話番号のように項目が比較的少ない、申込書などに記入する場合に使うことが多いようです。
Fill out
一方、”fill out”は、「書類全体に必要事項を記入して、埋め尽くす」といったニュアンスがあります。
アンケートなど、記入する項目が多い時、文章で書き込む必要がある時は、こちらを使うと良いでしょう。
*今回の例文は、サロンでのカウンセリングシートなので、記入いただく情報が多いことを想定して、”fill out”の方を使いました。
「カウンセリングシート」を表す英単語
普通日本のサロンでは「カウンセリング」と呼びますが、海外のスパやサロンでは、“consultation”(コンサルテーション)という言葉が使われることが多いようです。
また、日本語でいう「カルテ」も使われません。
カウンセリングシートに対応する言葉として、英語では次のように言います。
consultation form コンサルテーションフォーム
health history form ヘルスヒストリーフォーム
intake form インテークフォーム
聞き慣れない言葉でちょっと難しいですね^^;
サロン専門用語として、ここはそのまま覚えてしまいましょう!
形式は日本のカルテとほぼ同じです。
お名前、住所などのお客様情報と、お体やお肌の症状、悩みなどを記入するようになっています。
さて、後は出てきた単語をすべて繋ぎ合わせれば完成です。
Could you fill out this consultation form?
(クッヂュー/フィル アウト/ディス コンサルテーション フォーム?)
「こちらのカルテにご記入いただけますか?」
フレーズで覚える際には、スラッシュ/部分で区切りながら発音の練習を覚えやすいですよ。
文章の形が疑問形なので、最後語尾をあげるように発音してみてくださいね。
まとめ
本日のサロン英会話フレーズはいかがでしたか?
海外のお客さまもご来店される、またはご来店いただきたいとお考えでしたら、英語版のカウンセリングシートも準備しておくことをおすすめします。
なかなかはじめから英語で詳細を質問するのは難しいですが、「はい」「いいえ」で答えられるくらいの質問をいくつか用意しておくだけでもずいぶん違います。
お客さまにとっても、文章で書かれていた方がわかりやすいというメリットもあります。
ぜひ上手に活用してくださいね!
本日の記事がサロン接客でお役に立てるとうれしく思います。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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