こんにちは。
世界一わかりやすいサロン英会話です。
みなさんのサロンでは、トリートメントの前にカウンセリングを行なっていますか?
おそらくほとんどのサロンさんが取りれているのではないかと思います。
ただ、日本人のお客様には丁寧にカウンセリウングができても、英語となると、
「どうやってカウンセリングシートを作成したらいいのかわからない!」
「質問したくても聞き方がわからない!
という方も多いのではないでしょうか。
「どんな単語を使ったらいいの?」
「文章の作り方は?」
「難しい文法は必要?」
カウンセリングは、体や症状に関する言葉が多いので、とても難しそうに感じてしまいますよね。
今日は体に関する質問の中でも、頻出の項目を3つ、中学校で習った基本の文型2パターンを使って簡単に表現する方法をご紹介します。
書面でも口頭でも使える表現ですので、ぜひ覚えてくださいね!
お客様の症状、体調を確認する時の英語フレーズ
“Do you have…?”を使った表現
ここでも万能の動詞”have”を使って、「〜はありますか?」と症状を尋ねることができます。
Do you have any pain?
ドゥ ユー ハヴ エニー ペイン?
「痛みはありますか?」
サロンではよく聞かれる質問ですよね。
“pain”は「痛み」という名詞です。
直訳すると「あなたは痛みを持っていますか?」という意味になります。
答え方も”have”を使って、
“Yes, I have a pain in my neck.”
(首が痛いです。/ 首に痛みがあります。)
のように答えることができます。
in の後に痛む体の部位を入れることで、どこが痛いか伝えることができます。
以下に主な体の部位を表記しますので、お客さまが答えられた部位を参考にケアして差し上げてくださいね。
-
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- Shoulder(ショルダー)=肩
- Neck(ネック)=首
- Back(バック)=背中
- Arm(アーム)=腕
- Lower back(ロウアーバック)=腰
- Leg(レッグ)=脚
-
Do you have any allergies?
ドゥ ユー ハヴ エニー アラジーズ?
「アレルギーはお持ちですか?」
こちらもオイルや化粧品などを使うサロンではよく聞かれる質問ですね。
ここで注意なのが「アレルギー」という単語です。
日本語だと「アレルギー」と一文字ずつはっきりと発音しますが、それでは外国の方には通じません。
カタカナにすると「アラジー」が一番近いでしょうか。
アにアクセントを置き、ラはLの音になるので、舌を前歯の裏につけながら発音します。
そして、アレルギーは複数持っている可能性もあるので、「いくつかの」という意味をもつ”any”、そして語尾に「ズ」をつけて”arrergies“と複数形にするのが一般的です。
発音がちょっと難しいかもしれませんが、口が慣れるまでがんばって練習しましょう!
音声で発音が聞けますので、ご参考までに。↓
“Are you…?”を使った表現
次にもうひとつの表現パターンをご紹介します。
「〜です」や「〜ですか?」のように状態を表す場合は、”have”ではなく”is”や”are”といったbe動詞を使って文章を作ります。
ひとつ例を挙げてみますね。
Are you pregnant?
(アー ユー プレグナン?)
「妊娠されていますか?」
このように、妊娠は「している」状態なので、動作を表す”have”は使わずに、「are+状態を表す言葉」で表現します。
この場合、「妊娠している」という意味の”pregnant”が状態を表す言葉になります。
-
- I am pregnant.
- You are pregnant.
- She is pregnant.
発音は、最後のtはフェードアウト気味にプレグナン(トゥ)と、ほぼ発音しません。
そして、レのところにアクセントを置きます。
ちなみに、日本語では妊婦を表すときに”maternity”(マタニティ)という言葉を使うことがありますが、英語では人に対して使うことはできません。
“Are you maternity?”
という言い方はしませんので、ご注意くださいね。
こちらも施術にあたっては大切な確認項目ですね。
サロンによっては、妊婦さん専用のメニューがあったり、そもそも妊婦さんは受けられないところもあります。
もしお客様が「Yes」と答えられたら、適切な対応をしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
このように体調や症状の確認には、
“Do you have…?”
“Are you…?”
の二通りの表現を使って尋ねることができます。
日本語だと「されていますか?」や「ございますか?」といった聞き方をするので、いざ英語にしたいと思った時に、どうやって変換していいかわからなくなってしまうことがありますよね。
そんな時は日本語の表現に惑わされず、そして忠実に訳そうとがんばり過ぎず、「簡単に言い換える方法」を考えてみる癖をつけるようにすると、英語への抵抗が少なくなりますよ。
難しく考えない、シンプルに考える!
これが英語に慣れる近道です^^
今日ご紹介した2つの文型も中学校、しかも中学1年生と英語を習い始めて最初の頃に覚える文型です。
このような簡単、基礎の文法でも立派に接客はできちゃいます。
ただ、アレルギーや妊娠などの体に関する単語は、日常英会話ではなかなか出てこないので、最初は発音やスペルが難しいと感じられるかもしれません。
それでも日々使っていけば、いずれは自然と口から出てくるようになりますので、お客さまのケースで多いものから少しずつ覚えて単語の引き出しを増やしていきましょう。
英語でもきちんとカンセリングができるようになると、事故やトラブルの防止になりますし、お悩みにしっかりアプローチした満足いただける技術も提供できますね。
こちらの記事がお役に立てればうれしく思います。
サロン英会話教室では、付録としてそのまますぐに使えるオリジナル英語版カウンセリングシートをお渡ししています。
ぜひ合わせてご活用ください。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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