こんにちは。
世界一わかりやすいサロン英会話の藤野です。
カタカナ表記の多いリラクゼーション、スパメニュー。
中には実際の英語名とちょっと違うものもあります。
お店のメニューに英語版を加えたいけど、この書き方あってる?
と不安な方も多いのではないでしょうか?
今日は主なマッサージの名前や種類について、海外のサロンでの定義と英語での表記のし方についてご紹介します。
海外のお客様にもわかりやすい表記で、安心してコースをお選びいただきましょう!
尚、各マッサージの定義についてはこちらのサイトを一部和訳・要約して掲載させていただきました。
Healthline
日英いずれも呼び方が同じマッサージ名
スウェディッシュマッサージ= Swedish massage
凝りをほぐし、リラクゼーション効果を与える比較的ソフトなマッサージ
- マッサージ初心者
- 張りや凝りの範囲が広い人向け
使われるテクニック:
- 揉捏
- 軽擦法、強擦法
- 振動法
- タッピング
ホットストーンマッサージ=Hot stone massage(therapy)
スウェディッシュに似ているが、手技の代わり、または手技にホットストーンを加えたマッサージ。
石の熱によって、スェディッシュマッサージよりもさらに筋肉の張りを和らげる効果が期待できるとされる。
- 筋肉の張り、痛みが強い
- 血行不良
- ストレス過多
におすすめ
ディープティシューマッサージ= Deep tissue massage
スェディッシュマッサージより強めの圧で筋肉の深部組織へ働きかけるマッサージ。
- 凝りや張りが強い
- 慢性的な痛みがある人におすすめ
(痛みに敏感な人にはおすすめしない)
トリガーポイントマッサージ= Triger point massage
トリガーポイントと呼ばれる筋肉が凝り固まった部分が、体の他の部分に痛みやしびれを引き起こすとされ、このトリガーポイントを取り除くことで慢性的な痛みや不調を緩和させるマッサージ。
強く深い圧と、ソフトな圧を組み合わせながら全身、または不調がみられる箇所をほぐす。
着衣のまま受けられる。
- 慢性的な痛み
- 不定愁訴
におすすめ
タイ(古式)マッサージ=Thai massage
タイが発祥のマッサージで、ヨガのストレッチに似た動きと、指や掌による圧法で全身をほぐす。
- 凝りや痛みの緩和
- 血行不良改善
- リラクゼーション効果
- 爽快感を活力を得たい
人におすすめ
リフレクソロジー= Reflexology/ Foot massage
足・手・耳の反射区を刺激して間接的に体の各部位の不調を緩和したり、自然治癒力を高める。
- リラックスしたい
- 全身マッサージが苦手
におすすめ
日英で呼び方が少し異なるマッサージ名
アロママッサージ= Aromatherapy massage
「アロマ」で切らずに、アロマセラピーマッサージと言います。
オイルを使ったやさしくソフトなタッチのマッサージ。
凝りをほぐす効果もあるが、心のリラックスにより効果をもたらす。
リンパマッサージ= Lymphatic massage
日本語では「リンパ」と言いますが、英語では「リンファティック」と発音します。
「ファ」の部分にアクセントを置きます。
やさしい、ソフトなタッチで皮膚下のリンパを刺激。
リンパの流れを活性化させたり、デトックスを促す目的で行われる。
繊細な技術が必要なため、熟練した技術がないと大きな効果が得られないと言われている。
リンパドレナージュ= Lymphatic drainage massage
drainageの発音は、「ドゥレイネィジュ」。
drainage自体は「排水」、「排液」という意味になります。
Lymphatic massageと大きな違いはなく、マッサージ名としての表記は、”Lymphatic drainage massage” とされているところが多いですね。
腹部マッサージ= Abdominal massageまたはColon/Colonic massage
お腹のマッサージは「腸もみ」「腸セラピー」などと呼ばれ、日本でとても人気ですよね。
海外でも、胃腸の活性化、ウェストシェイプ、妊娠線のケアとして行われます。
英語では
abdominal=腹部の massage=マッサージ
と言われます。
発音は「アブドミナル」
「ド」の部分にアクセントを置きます。
また
colon=大腸、またはcolonic=大腸の massage=マッサージ
と言われることもあります。
発音はcolon=「コロン」、colonic=「コロニック」
名詞と形容詞でアクセントの位置が変わりますので、注意しましょう!
その他
Dry massage(ドライマッサージ)
着衣のまま行うマッサージ全般
スポーツ、トリガーポイント、指圧、タイ式などが分類されます。
Oil massage(オイルマッサージ)
オイルを肌に塗布して行うマッサージ全般。
お店によっては、Swedishなど個別のスタイルではなく、いろいろな手技を組み合わせたオリジナルメニューにする場合、”Full body oil massage”(全身オイルマッサージ)としたりするところもあります。
まとめ
いかでしたか?
英語と同じ呼び方のものもあれば、英語にはない和製英語もありましたね。
特に「リンパマッサージ」と「リンファティックマッサージ」は発音も異なりますので、メニューに表記する時もですが、口頭でお伝えする時も発音の違いを意識しましょう。
また、日本のリラクゼーションでは法的資格の有無を区別するために、「マッサージ」という言葉を使わないことがあります。
代わりに「ボディケアサロン」としたり、メニューも「ボディケア」と表記したりしますね。
英語でも”body care”という言葉はありますが、どちらかというと脱毛、スクラブ、ボディラップなど、お肌のお手入れに近いイメージがあります。
しっかり圧をかけるタイプのトリートメントは、やはり”massage”という方が外国のお客様には伝わりやすいでしょう。
カタカナ=英語とは限りません。
発音もカタカナ読みのままだと、通じないことがあります。
ぜひ、英語のサイトやメニューを作る時に参考にしてみてくださいね。
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